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あんどう様

授業料格安で少人数のパソコン教室開催

同業者や他の小売店にも紹介、
パソコンによるデータベース化の必要性を呼びかけ

 「量販店との差別化を図るうえでバロン社の顧客管理ソフトは大いに役立っている」と語るのはあんどう(静岡県富士宮市淀師)の安藤文静代表取締役。18年前からバロン社のソフトを使い始め、今ではWindows版のソフトで「日常の訪問活動や合展などのイベント活動には欠かせないデータベースとなっている」と強調する

安藤社長

「HOKUHOKUのデータベースを活用して暮らしの困り事にも対応したい」
と話す安藤社長

導入のきっかけは現金客の増大と量販店との差別化

 創業昭和49年5月の同店はJR身延線・西富士宮駅からそれほど遠くない住宅街の一角に位置する。安藤代表夫妻と男性従業員1人の計3人で対応している。店内には消耗品から大物商品まで、隙間なく展示され、商談コーナーも設けられているなど地域専門店ならではの店作りとなっている。記者が訪れた日には来店客を奥さんが商談コーナーに招き、お茶を出すなど来店客との楽しい会話が店内に広がっていた。
  バロン社の顧客管理ソフト”HOKUHOKU”を導入した動機は「オープン当初は顧客管理はノートに記入しながら販促活動していたが、顧客数が増えるに伴い、煩雑になってきた。記憶が定かではないが、18年ほど前に、たしか電波新聞か月刊「電気店」でバロン社のソフトが紹介されていたので、できるだけ現金客を増やすことや量販店との差別化を図るうえでもと、パソコンを導入し使いはじめた」と語る安藤社長。現在顧客数3200件を登録し、顧客の管理は家族情報はもとより、購入商品、購入日、保有期間などのほか、年間購入金額に応じた上得意客、修理のみのお客などをランク分けしている。実際の稼動客はこの半分ほどで、日常の訪問活動をはじめ合展などのイベント販促に活用している。今では同店の経営に欠かすことのできない”HOKUHOKU”となっており「必要不可欠の貴重な戦略としてデータベースを活用して、顧客情報は全員が対応している」(安藤社長)。
 同店ではこのソフトを同業者や小売店などにも紹介したり勧めたりして、パソコンによるデータベース化の必要性を呼びかけており「特に小売店の販促活動には、リアルタイムに情報が引き出せるソフト”HOKUHOKU”は必需品である」と安藤社長は強調する。
  同店は家電販売・修理をはじめ携帯電話・PHS販売、パソコン、工事など幅広く手掛ける。特にLANなどのデジタル化基盤工事やインターネット接続サービスなどデジタル商品、サービス分野には高い実績を持っており、店内ではパソコンのLANを構築し「合展などイベントでは会場にノートパソコンを持っていき、その場で顧客情報を引き出すなど活用しており、合展での成約率が高い」という。

授業料格安で少人数のパソコン教室開催

  一方、顧客からパソコンに関する問い合わせや相談が数多く寄せられていることから、その対応と解決を図るために、このほど店舗から少し離れた場所でパソコン教室「A&Iパソコンカレッジ」を始めた。基本的に初心者向けの教室となっており、なかでも主婦層や高齢者層を歓迎している。6人という少人数制で、同スクールオリジナルテキストを使いながらパソコンに触れたことが無い人でも安心して受講できる内容としている。パソコンに触ったことのない人を対象とした”初めてのコース”とマウス・キーボード操作できる人を対象とした”Windowsコース”を用意。自らも講師をつとめる安藤社長は「受講料も格安にするなど地域のお客さんに喜んで、満足していただける教室として、少しでも役立ってもらえれば」と話している。
 いまや同店では商品売上構成比の中で、パソコン販売がベスト4を占めており、「ますます地域店を取り巻く環境は厳しさを増しているが、日常の販促活動にはパソコンにおるデータベースの活用は欠かせない。また、お客さんが抱えている困りごとが多いのも事実で、それらの対応活動は地域点にとって重要な取組みといえる。これからもHOKUHOKUのデータベースを有効活用しながら、物販はもとより、特にデジタル商品・サービス対応や工事がらみなどあらゆる暮らしの困りごとに対応でき、より専門店らしさを発見できる活動に取り組んでいきたい」と意欲を燃やしている。

入力風景

入力風景

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「あんどう」店舗

お店紹介 あんどう

代   表  安藤 文静 
住   所  静岡県富士宮市淀師 
創   業  昭和49年5月 
従 業 員  社長夫妻、男性1人 
顧客登録数  3200件 
年   商  8000万円 

この記事は雑誌「電気店」2001年6月号に掲載されたものです。

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