サトミ電気様
便利で効率のいい道具は取り入れる主義
地域密着経営を支える
HOKUHOKUとZAKUZAKU
東京都内の西部、古くからの戸建てが多い住宅街の一角に店を構えるサトミ電気(東京都杉並区松庵3−1−11)の佐々木富男店主、治子夫人にとってバロン社の顧客訪問売上管理システムは地域に密着した経営を支える貴重な戦力。「HOKUHOKU・Windows版」(バロン社)のほかPC9801CVを使った「ZAKUZAKU」(同)も健在だ。電気工事をはじめ技術力を生かす佐々木店主。太陽光発電など設備機器の提案などにも生かしていきたいという。

佐々木代表

治子夫人
顧客ランクは細かすぎるとかえって分類に迷う
佐々木店主は22年前、35歳で勤めていた電気店を退職して現在地に店舗を構えた。
「とにかく自分の店を持ちたかった。手ごろな物件があったので始めたが、以前の店から離れていたので周辺に顧客はゼロ。最初の5年くらいは元のお客に支えられた。」
それでも少しずつ周辺客が増え、8年間は手書きのカードでお客の情報を管理していた。しかし、仕事が忙しい時は記入がおろそかになる。年に4回出すサンキューレターの宛名書きも数が増えると負担だった。
「便利で効率のいい道具は取り入れる主義。もっと顧客情報を活用したい、そのためのエネルギーは仕事に使おうと、パソコン管理にした」。
現在、サンキューレターと情報誌「おしゃべりタイムス」を一度に300通発送している。3年ほど前までは新聞にチラシも折り込んでいたが、コジマやヤマダ電機のチラシが毎週入るようになって止めた。「価格を比較されると、敵わない。古くからある有力地域店のチラシもピッタリ止まった。値段では太刀打ちできないので、他の方法を考えないと」。情報誌は貴重なコミュニケーションだ。そのため保証書や修理伝票を元に名前と住所、電話番号はとりあえず入力し、メンテナンスは後でランク分けをする。
「HOKUHOKU」は顧客を商品分類によって9つのランクに分けることができるが、佐々木店主は自分で5つの分類にしている。
修理・工事だけの客
小物を買ってくれるフリ客
小物を買ってくれる認知客
大型商品を買ってくれる支持客
何でも買ってくれる固定客
「あまりに細かく分けすぎると分類に迷う。期待していなかった客が売り出しに来てくれたり、買ってくれることがあり、おおまかな分類の方がいい」という。
パソコン管理で見積書や請求書による店の信頼度が向上
「ZAKUZAKU」を載せたPC9801CVはレジや電話があるカウンターの脇に置かれている。コンパクトなパソコンのため、場所をとらず、治子夫人のよきパートナーだ。「朝、店に来るとまずパソコンを立ち上げるのが日課。電話が来ると、話しをしながらお客のデータを画面に出します。買ってから何年経つか、お客の記憶は意外に曖昧なのでしっかり把握していると、安心してもらえます」と治子夫人。
Windows版の「HOKUHOKU」はチラシやPOPづくりも出来る。「ホームページも開きたい」という佐々木店主は「とにかく慣れないことには」とWindows版に移行中だ。
「ZAKUZAKUやHOKUHOKUを使って一番良かったのは見積書や請求書による店の信頼度。書面で請求することで単数値引きがなくなった」という。現在、70パーセントが振込だ。
昨年度の年間売り上げは4000万余り。電気工事関係が6割強を占め、粗利率は30パーセントを超える。以前よりも売上は減ったが、粗利は増えた。
「最近は新規の飛び込み客が少なくなった。来ても価格を見て帰る。家電品は固定客の買い替えが中心。顧客情報を元にしっかりパイプをつなげて技術を生かせる仕事をアピールしていきたい」という。
昨年、自宅を建てた際、「ショールーム代わりに」と太陽光発電システムを着けた。まだ新築客に数件見積をだした程度だが、これから力を入れたい商品のひとつだ。

戸建てが多い住宅街の一角に
店を構えるサトミ電気

佐々木社長
お店紹介 サトミ電気
代 表 佐々木富男 住 所 東京都杉並区松庵 創 業 昭和55年 従 業 員 佐々木社長・治子夫人 顧客登録数 860件 店舗面積 20平方メートル
この記事は雑誌「電気店」2001年1月号に掲載されたものです。
