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ヒラノデンキ様

パソコンは一家総出で楽しむ機械

 
 ヒラノデンキ周辺の高津区新作というところは、大会社が立ち並ぶところでもあると同時に、ダイクマなどの量販店があり、住宅もありというところ。店は、バスで大手電機メーカーの富士通ゼネラルの正門前を通り過ぎておよそ数分程度の距離のところにあった。

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DMに、POPに、インターネットに、今ではなくてはならぬ存在

 店はご主人と奥さんと2人で切り盛りし、それにパートさんが1人。ご主人の性格はまことにざっくばらん、何の気取りもなく、まるで何年も前から知り合いのごとくお話しを伺うことが出来た。
 現在使用しているソフトは、バロン社のホクホク。今年で約7年ぐらいになる。初期のものはDOS版でその後Windows版に切り替えている。それまでは他社のソフトを使っていたが、使用に絶えず、たまたま知り合いの電気店で見たのがきっかけで、即導入を決意しNEC経由で購入した。
 パソコンを導入するまでDMを作っていたのはなんとプリントごっこ。とても商売には向かない。
 こうしてお話しを伺っていても、パソコンの利用、インターネット歴などパソコンの活用については、専門家かな?と思ったくらいに練達しておられるので、パソコン歴を伺ったらなんとホクホク導入と同時点で始めたものだという。
 「パソコンはどんどん使っていかないと上達しない」と言い切る。奥さんにも教えたが、今ではパソコンでPOPチラシやプライスカードを作って店の飾り付けをする腕前。奥さんの成果は店のあちこちに散見することができた。

自家製パソコンで店の信頼を売る類まれな地域専門店

 ヒラノデンキはテレビやビデオも売るが、それ以外にもパソコンも売る。粗利もテレビを売るよりよっぽど取れるという。
 富士通やNECのパソコンを売ることもあるが、ヒラノデンキ製のパソコンがお薦め。メーカーのものはどうしてもしっくりといかないようだ。もちろん現在自店で使っているパソコンもヒラノパソコン。これだという痒いところに手が届くというわけだ。これがもとでお客さんからの信頼が厚く、クリーニング屋さんにパソコンを買っていただくと同時にチラシ作りをお手伝いしたり、また、そばやの店のメニュー作りを手伝ったこともある。場合によっては、こうしたソフト仕事も有料となることもあり、店の粗利稼ぎに一役かっている。
 パソコンを扱って一番の利点は「若い人と話しが出来る事」と平野店主。自分でもリフレッシュできると同時に、若い人の施行を掴むことができ、商売に活かす事が出来るので一挙両得。

修理対応は予め購入日を確かめてから訪問

 ところでヒラノデンキでは、修理は自店修理がほとんどだ。まだ、修理内容などの情報を入力するまでにはいたっていないようだが、ホクホクにある保有情報で、事前に購入日を調べてから出かけるので、「これ3年前くらいに買ったものかしら」と言うお客さんに、「いえいえもう6年になりますよ、奥さん」といって教えてあげると、大抵はびっくり。「それじゃ、もう買い替えなくちゃね」といって買い替えにつながるケースもあるという。
 実はお子さん(14歳)がホームページをもっており、友達同士で通信しあう中にも、さりげなく、同店の名前が入っており、知らず知らずのうちに店の宣伝ができているといううれしいパソコン活用の成果もある。要はご両親、息子さんともどもパソコンを気楽に商売の道具に活用し、また趣味に活用するという一家あげてのパソコンマニアになりつつあるということ、それほどパソコンの持つ魔力はたいしたものだし、「いまどきパソコンのない店の経営は意味が無い。もし電気店でまだパソコンを導入していないお店があったらいまがチャンスだ」と平野店主はそう勧める。
 そんな店主のお薦めは、CSV変換だ。すでにホクホクに入力してある顧客の住所録を有名な年賀状ソフト「筆まめ」に取り入れ、毛筆体でかかせたりできる機能だ。

入力風景

 

ヒラノデンキ様

お店紹介  ヒラノデンキ

店   主  平野敏樹店主 
住   所  神奈川県高津区新作 
創   業  昭和55年 
従 業 員  3人 
店舗面積   約5坪 
顧客登録数  約480件

この記事は雑誌「電気店」1999年3月号に掲載されたものです。

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