フタバ電化戸祭店様
HOKUHOKUは量販のポイント制に対抗する情報手段
ランプ交換ほか修理依頼にも即対応できる不可欠なソフト
JR宇都宮駅から西へ約3キロ。ここも他の町の例に漏れず、かつては賑わっていたが、今はどちらかというと閑静な住宅街。そして宇都宮といえば、かの家電量販店コジマの本拠地でもある。近くにはコジマのドル箱駒生店があり、また最近では4月にヤマダ電機がこのコジマの牙城に殴り込み。オープン当初は少なからず影響を受けたという。店舗は15坪ほどだが、店主夫婦だけで切り盛りする商圏範囲500 ほどの中堅地域店だ。

A4の請求書は重みがあって信用絶大
と話す伊藤代表
パソコン歴15年、NECがらの紹介がきっかけ
伊藤代表がバロン社のHOKUHOKUに出会ったのが約15年前。NECからの紹介がきっかけだ。当時はまた現在のようにパソコンが家庭に普及しているわけではなく、DOS−Vソフトで導入。同代表は今では家電製品エンジニアとデジタル 種の資格を有するエンジニアだけに、ほとんど自分1人で勉強した。同店にはHOKUHOKUをインストールしたパソコンの他に事務所に2台のデスクトップ、店頭にお客さんに見ていただくためのノートパソコンが1台、計4台ある。
パソコンを顧客管理の手段として活用するためには、今まで手書きだった顧客の住所・氏名などの情報を最初はすべて一つひとつ入力しなければならないのだが、もちろんこの時は伊藤代表が1人でこなした。しかし今は久美子夫人が後を引継ぎ、入力作業は伊藤代表はほとんど行わない。
最近では、量販店は自店への顧客囲い込み作戦としてポイントカードを導入する傾向にあるが、これは量販が顧客情報を入手する重要な手段ともなっている。しかし顧客情報は地域店にとっては命とも言うべきものだが、手書きでは情報漏れがあるので、HOKUHOKUを導入して助かっているという。
同店の顧客数は現在約660件。HOKUHOKUの機能の一つである顧客のランク分けについては、現在5ランクに分けているが、基本的にはランク分けはしたくないので、すべて同等に対応しているという。
また、修理に関しては、自店対応が6、メーカー対応が4の割合。顧客から要請があったときにすぐに対応できるように、顧客ランクとは別に、次の区分けをしている。
A:店長、F:合展、J:メーカーSS、S:来店、G:個展、K:自店修理工事、D:TEL、H:紹介、Z:修理買い替え
の9つだ。このように分類し、商品の履歴をたどれば必要な部品は何かがすぐわかる仕組み。ランプ交換などが多いそうだが、事前に持参することで迅速に対応でき、喜ばれている。
請求書作成 手書き時代ひと晩、いま5分
パソコンの顧客管理で重宝するのは請求書や納品書がすぐにできること。手書きの時代には作成に一晩かかっていたが、パソコンになると購入、修理情報などは都度入力済みだから、請求書などの作成は5分でできる。これでずいぶん助かっているという。その上、請求金額に端数があってもしっかりと払って頂けるのだそうだ。同店の請求書はA4タイプだが、大きい請求書とプリントの威力は顧客に訴える力が誠に大きいといわざるを得ない。とくに会社関係に威力を発揮するという。
フタバ電化は東芝系の販売店だが、東芝のホームページ“お宝ねっと”を通じてダウンロードし、伊藤代表が自店用に作成している資料に「商品価格表」がある。最近のオープン価格商品の仕切価格などを記入したもので、同店にとっては重要資料。これは毎月更新されているが、これなどもパソコンを有効活用した例とも言えよう。

「お宝ねっと」から作成した商品価格表

今は久美子夫人がもっぱら顧客情報を入力

修理にもすぐ対応できる態勢 フタバ電化戸祭店
お店紹介 フタバ電機戸祭店
店 主 伊藤久雄代表 住 所 宇都宮市戸祭2−10−34 創 業 昭和56年 従 業 員 伊藤社長夫妻 顧客登録数 660件
この記事は雑誌「電気店」2003年8月号に掲載されたものです。
