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プラザ イサム様

顧客との信頼醸成に一役買う 請求書の自動発行

HOKUHOKUのシリアルナンバーは最古参の500番台
いまではそのほとんどの機能をフル活用

イサム電気商会(川崎市川崎区桜本2−21−2)では、地域専門店業務データ管理ソフト「HOKUHOKU」(バロン社)が、なくてはならないツールとして経営の一角を担っている。「HOKUHOKU」が発売されたのが昭和62年。同店はその翌年に「HOKUHOKU」を導入して以来約15年のつきあいだ。以前から作っていた台帳と併せてPCにデータを入力しており、「PCがダウンしたら仕事にならない」という。

渡辺代表

コンピューターに30年以上の
キャリアを持つ渡辺代表

その日に売ったものは、翌日の夕方までに打ち込む

 渡辺社長は電気店をはじめる以前は、東京都東村山市にある民間企業の計算センターでプログラミングオペレータとして勤めていた。電子計算機を使って、製品の受発注などの生産管理を一括しておこなっていたのだが、その経験もあってコンピュータに対する親近感は高かった。 
 ソフトの導入もスムーズで、いまや「HOKUHOKU」のほとんどの機能をフル活用している。ソフトのシリアルナンバーは500番台。ずいぶんはじめのころから使っていることがうかがえる。
 別の業務データ管理ソフトを利用したこともあったが、会費が高いうえ使いにくいと感じていた。ほかに何かいいものはないかと探していたところ、「HOKUHOKU」に出会ったという。
 東京オリンピックの翌年、昭和39年創業のイサム電気商会。店名は、当初渡辺正社長が一緒に電気店をはじめた、亡くなったお兄さんの名前からとっているとのこと。
「車で走っても1、2分」のところを中心とした商圏で、地域に根付いた仕事をしている。一般家庭が約700世帯。ほかに企業、社員寮、病院や福祉施設なども顧客とする。「蛍光管など定期的に入れる商品は、前回納入した値段と違ったりすると困る。それを確認するのにもデータが必要」(渡辺社長)
 日々の業務管理データの入力は社長夫妻と息子さんが行っている。「その日に売ったものは、翌日の夕方までに打ち込む」と決めており、まめに入力して細かくデータを更新していく。運用管理は社長が中心だが、「データは誰が見てもわかるようにするべき」と、情報の共有に余念がない。
「3000円以上の売上げを入力するようにしている。粗利計算がパパっとできるし、過去のデータと照らし合わせて仕入や品揃えも考えられる。その結果、余剰在庫を減らすこともできる」(渡辺社長)。売上げ一覧表の数か月分を紙ベースでもファイルしてあり、いつでも見られるように手元においている。
 PCは早4台目。ソフトも年々バージョンアップされ、使い勝手に不自由はないという。使い始めた当初はPC自体が一般的でなかったが、いまやなくてはならないツールとして経営の主軸となっている。

300件に顧客を絞り込む年末商戦、抽出作業は数秒でOK

 また、「お客さんが、ものが壊れて電話してくると『まだ4年くらいしか経ってないのに』と言う。でも実は7、8年経過しているなんてことがよくある。こちらでストレージしている正確なデータを表示するとお客さんも『そんなに経っていたのか』と驚きつつも買ってくれる」と、渡辺社長。これまでに売ったもの、いつ売ったのかなどの履歴が正確に把握できる。それは顧客にとってもひとつの情報となっている。
 データを入力すると、それと同時に請求書が発行される。渡辺社長は「企業や病院にたいしては、手書きよりもきちんとした書面で請求書をだすほうが信頼を得られる」と話す。請求書の自動発行ができることが、顧客との信頼関係の醸成にも一役買っている。そして、手間とコストを省くという観点からも大きな魅力である。
 秋から年末にかけて電気店は、顧客宛に催事の案内や年賀状を送らなくてはならない。その作業についても「HOKUHOKU」に蓄積したデータを使って、宛名の印刷からDMの作成までカバー出来る。たとえば見込み客を300件に絞り込むなどの抽出作業は数秒とかからない。そして、抽出した宛名をそのまま年賀状作成ソフトに移行できる。「以前はかなり時間を割いていたものだが、3日間くらいですんでしまう。ずいぶん手間が省ける」という。
 消費者のニーズが多様化しているといわれる時代に、データ管理は重要な鍵となる。渡辺社長の30年以上になるキャリアは「HOKUHOKU」の活用でも生かされている。

渡辺代表

「データは誰が見てもわかるようにすべき」
という渡辺代表

プラザ イサム

車で走っても1、2分のところが商圏。
地域に根付いた仕事をする「プラザ イサム」

お店紹介 プラザ イサム 

店   主  渡辺 正 代表 
住   所  神奈川県川崎区桜本2−21−2 
創   業  昭和39年 
従 業 員  4名(代表夫妻、子息、訪問担当のコミュニティレディ) 
顧客登録数  1566件 

この記事は雑誌「電気店」2002年12月号に掲載されたものです。

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