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マルトモデンキ様

自店オリジナル屋根式融雪機開発中 顧客データベース作って需要喚起したい

HOKUHOKUは避けて通れない経営ツール、
パソコン楽しみながら活用

「パソコンは商売を続けていくことにおいて避けて通れないもの。昭和60年代からパソコンを利用しており、現在では楽しみながらパソコンを使っている」というのはマルトモデンキ(山形県米沢市中央3−1−1)の沼部武芳社長。同店は最新の各種ソフトやプリンタなどのパソコン周辺機器を利用し、販促物の作成や運営管理など経営ツールとして活用している。顧客営業売上管理システム「HOKUHOKU」(バロン社)もそのツールの1つ。15年前からこのシステムを利用している沼部社長はこのシステムがバージョンアップするたびに新しいものに更新。売上管理のほか顧客への年賀状、暑中見舞いはがき、誕生日カードの送付時などにも活用している。


沼部武芳社長

沼部武芳社長

欠かせない HOKUHOKU”電話番号検索”機能

 マルトモデンキは昭和53年に創業したパパママ店。大型、小型の暖房をメイン商品とし、家電製品や住設商品、電気工事なども取り扱っている。「創業当時は消火器のようなものも販売していた」と沼部社長。現在の稼動顧客数は300件ほどあるが、この顧客を管理するのが「HOKUHOKU for Windows Ver.4」である。
 「HOKUHOKU」を導入したのは今から約15年前。NECからパソコンを導入したが、そのときにメーカーの人から勧められたのがきっかけだった。それ以来、新しいバージョンが出るたびに更新し、現在は平成元年から保存されてある約3000の顧客データが入っている。
 このソフトの利用方法としては顧客売上管理や年賀状、暑中見舞いはがき、誕生日カードなど送付時の住所の抽出、修理時の型番確認、電話番号検索などに役立てている。
 特に重宝しているのが顧客の電話番号検索。「ご無沙汰客から電話での依頼があれば、その顧客の電話番号を入力するだけで過去の購入履歴をすぐに確認することができるので時間の無駄が無くなった」と沼部社長。
 顧客のデータ項目を100項目に分けて入力できることも使いやすい機能の一つ。同店は東芝やシャープなどの家電製品を取り扱っていることもあり、この機能は欠かせないものとなっている。また、住設関連や工事業務を行っているということで幅広い商品を取り揃えている同店にとって必要度は一層高くなる。

皆が困っていることが商売のはじまり

そして、顧客の売上管理も有力顧客と、そうでない客の選別にも一役買っている。「購入頻度や年間の購入金額なども入力できるようになっているのでランク付けしやすい」(沼部社長)
 このランク付けを元に、顧客へ送る年賀はがきや暑中見舞いはがき、誕生日のダイレクトメールなど、住所のピックアップを行っている。「電話番号から個人名や住所が簡単に引き出せるようなシステムになっていればより使いやすくなるのだが」と顧客データベースをさらに活用していく構えだ。
 同店では今年から融雪気の取組みを始めた。山形県では去年大雪が降り、今冬も去年の12月から断続的に雪が降っており、大雪になる傾向が強い。このような背景から融雪気への取組みを決意した。「お客が大雪に困ったということを良く聞いた。困っていることは商売の始まりだ」と沼部社長は話す。
 融雪気は屋根式のものや灯油バーナーを利用した移動式のものを取り扱う。屋根式に関しては同店が考案して開発した機種を打ち出す。現在は自宅で実験中だが、来シーズンまでには改良を重ねて完璧なものに仕上げる。沼部社長は「顧客データベースに”融雪気”の項目を作りたい」とし、「HOKUHOKUに関してはまだまだ利用していない機能もある。積極的に活用していきたい」と意気込みを語った。

入力風景

入力風景

マルトモデンキ

マルトモデンキ店舗

お店紹介 マルトモデンキ

店   主  沼部 武芳 
住   所  山形県米沢市 
創   業  昭和53年 
従 業 員  沼部代表夫妻 
顧客登録数  約3000件 

この記事は雑誌「電気店」2002年3月号に掲載されたものです。

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