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マルミヤデンキ様

HOUHOKUの多重検索で仕事のロスがなくなった仕出しや

 
 昭和57年に創業したマルミヤデンキでは、創業直後からパソコンによる顧客管理に取組み、現在バロンのシステム「HOKUHOKU」を13年前から活用している。一度、他社システムに変更したこともあるが、使い勝手が良い同システムをすぐに再購入し、現在に至っている。

マルミヤデンキ様

仕出屋のつもりで店舗購入、好きが高じて家電店に転換という変り種

 宮下社長は高校卒業後、調理師として13年間働き、地元で仕出屋を始めるつもりで店舗を購入。しかし、無線などに学生時代から興味をもっていたことから「好きなことをしてみよう」と方向転換し、家電店をスタートしたという変り種で、8年前に現在の店舗に移転した。場所は霊峰、高野山の麓に広がる和歌山県橋本市の国道370号線沿い。南海電鉄高野山線「学文路(かむろ)」から徒歩5分。1階が売り場で、2階には多目的ホールを構えており、ここはライブハウスにも、そしてさまざまなパーティ会場としても使われている。さらにスタジオや録音ルームまでも完備しており、地元や大阪からのバンドが利用。PAレンタルなどの業務も行い、休日でも忙しいという。

修理依頼の型番が手元でわかり、部品の準備が大助かり

 スタッフは宮下社長、同夫人はじめ外勤従業員、サービス担当者、パートなどを合わせて9人(うちパート4人)。工事などを行う部門もある。売上については、ピーク時は年商1億9000万円までに達したが、現在は月商は1300万円前後に落ち着いている。顧客管理システムに登録している件数はおよそ4350件。そのうち家電製品の顧客は約3000件。橋本市や宮下社長の出身地である橋本市に隣接する九度山町を中心にして、広範囲に広がる。登録項目は氏名、住所、職業から販売した商品の型番まで数項目あり、それぞれの項目で検索できることをメリットとして挙げており、システムの導入で仕事のロスがなくなった」(宮下社長)と効率アップ面を強調している。「例えば修理の連絡を受けて一度も商品を見に行かなくても、故障商品(型番)が手元で分かれているため、部品もどれを持っていくか大体検討がつく」。故障商品が分かっているだけで1次対応もしやすくなるという。

管理システムへの情報入力は毎日日課、ほとんどゼロでも差し支えなし

 さらに「請求書の発行業務に関しては最高に役立っている」としており、「これだけの項目があれば自分のやり方で、様々なことにも使っていける」と、今後も工夫を凝らしてより使いやすい方向へ持っていく方針だ。
 同店は宮下社長が全くのゼロから創業し、ここまで伸びてきた。顧客のほとんどが昔からの知り合いとその紹介など。創業当時からほとんど訪販などをしたことが無く(一度ソーラーシステムの訪販を行い250台を販売したということはあるそうだ)、売上は電話による注文や修理依頼などによるものがほとんど。「従業員の制服はないし、店の車にも店名や店のマークも入れてない。売上目標を立てて、この商品を何台売るということも決めず、合展などにも参加しない。しかし、顧客管理システムに各種の情報を入力することだけは毎日の業務として確実に実行している」。同店にとって、この顧客管理システムが全ての行動のベースになっていることは確かだ。

お店紹介  マルミヤデンキ  

店   主  宮下勲社長 
住   所  和歌山県橋本市学文路 
創   業  昭和57年 
従 業 員  9人(パート含む) 
顧客登録数  4350件 

この記事は雑誌「電気店」1999年10月号に掲載されたものです。

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