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星和デンキ様

今もDOS/V版HOKUHOKU そろそろウィンドウズ版にしようかと…

 お客の気分を害さないよう、馴染みの薄い客には電話口で名前、住所を
パソコンで確認

 HOKUHOKUを使ってはや18年。愛知県常滑市の星和デンキ(保示町4−40、武田和俊社長)は、パソコン黎明期の早い段階からHOKUHOKUを店の経営に役立ててきた。武田社長は「パソコンによる顧客管理の最大の利点はすぐにデータを取り出せること。法人の顧客も多いウチにとって、パソコンで顧客管理をしていることは、店の信用度を上げるのに役立っている」と話している。

武田社長
昭和45年度日立の優秀サービスマンコンテスト
技能大会で全国2位になったこともある武田社長

店で使うのはもっぱら幸江夫人

  創業は昭和42年。武田社長は以前からコンピュータに興味を持ち、昭和50年ころには自作でパソコンを製作。その流れから店の経営にパソコンを使い始めたのも早く、うまく経営に生かせないかと思っていた時に出会ったのがHOKUHOKUだった。武田社長はその当時をこう振り返る。
 「当時はZAKUZAKUだったかな。NECの展示会が品川プリンスホテルであって、わざわざ東京まで見に行った。その時にこのソフトを見て、店の経営に使えそうだと思った。これからはパソコンで顧客管理をする時代だと思っていたところなのでちょうど良かった。」それ以来ずっとHOKUHOKUを使い続け、もう18年余りにもなる。
 ソフトは改良を重ねて今年(H16年)の9月にはウィンドウズXP完全対応版も発売になったが、同店が現在使っているのはなんとDOS/Vバージョン。パソコンも10数年前のPC9821Xe(NEC)。ウィンドウズ版が出た時に一度使ってみたが「どうもしっくりこないので元に戻してしまいました」と幸江夫人。「やはり使い慣れたのがいいですね」と苦笑い。武田社長も「ウィンドウズ版が出た当時はPCの性能がまだ低かったからかもしれないが、DOS/Vは反応速度が速くて使いやすかった。18年あまりも使ってきたのだから使い慣れた方が楽だろうしね」と話すが、「でもそろそろ入替えようと思っている。来年(H17年)にはウィンドウズXP対応の最新のものにしたいね」と笑顔を見せる。
 店で使うのは主に幸江夫人。データの入力から整理までほとんどすべてを担当する。このデータを元に、武田社長と長男の好洋さん、次男の記和さんが日常の営業活動にいそしむ。

HOKUHOKUは多用途特に役立つ検索機能

  幸江夫人は「いろいろと使い道があるようですが、一番はやはり使いやすさですね。単純で分かりやすいのがいいです」と話す。
 特に役立っているというのが検索機能。名前や電話番号などさまざまな切り口から顧客データを引き出すことができる。「お客を訪問する前のデータ確認や、お客から突然電話が来た時などにとても有効です」と幸江夫人は説明する。「上得意のお客ならいいですが、馴染みの薄いお客から電話がきた時はとても役立っています。お客は店が自分を知っていて当然との大前提で電話をかけてきます。それなのに住所まで聞いてしまうと『自分が誰だか分かっていない』とお客の気分を害することになるでしょう。だから名前や電話番号を電話口で確認しながら一方ですぐにパソコンでデータを検索します。そうすればどんなお客にもスムーズに対応できます」。 
 パソコンに登録してあるお客は1154件。そのうち稼動客は800件程度だが、個人客と地元企業を中心とした法人が入り混じる。こうした複雑な状況もパソコンによる顧客管理で問題を解決。武田社長は「パソコンの活用がお客の信用度を上げる結果につながっている」と話し、顧客にとってパソコンを使った経営がいかに重要かを実感しているという。
 特に法人客にとってパソコンによる顧客管理や経理、伝票整理などは自社で当然行っていることもあり、取引先である販売店にもそれ相応の体制づくりを求める。同店は長年それを続けてきたことによって法人客からの信頼を獲得、いまも長い付き合いが続いている。
 「どんなにきれいな手書き伝票よりもパソコンで作った伝票の方が大きな会社に感じる。信用度が増す、とあるお客に言われた。それから手書き伝票をやめ、いまはすべて指定用紙に変え、パソコンで打ち出すようになった。それ以来、経営にパソコンを使ってきて良かったと思っている」(武田社長)。
 これからの目標は「とりあえずウィンドウズ版に変えることかな」とおどける武田社長。「いまはパソコンの性能も上がり、昔のような遅さを感じることはないだろう。これからはHDDの二重化などの対策を施してデータの消失に備えなければならない」と話している。

幸江夫人
パソコンを主に使うのは幸江夫人。
反応が早く20年近く使い慣れた
DOSバージョンを今も使うが、
来年(17年)には最新版にしたいとか

星和デンキ
法人の顧客も多く、個人と法人で顧客が入り乱れる。顧客管理を幸江夫人に任せる星和デンキ

お店紹介 星和デンキ

店   主  武田和俊 
住   所  愛知県常滑市保示町4−40 
創   業  昭和42年 
従 業 員  武田社長夫妻と長男、次男の4人 
顧客登録数  1154件 

この記事は雑誌「電気店」2005年2月号に掲載されたものです。

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