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MEL SHOP セキノ様

二度手間を省き、効率化に貢献するパソコン管理

 
 MEL SHOP セキノ(名古屋市緑区大高町鷲津97−4、関野清久店主)がパソコンによる顧客管理を始めて10年以上。アフターサービスの充実と業務の効率化を課題としてパソコンによる顧客管理に取り組んでいる。

関野店主

関野店主

電池交換日を入力してあったため、訪問前に故障と判断

 同店がパソコンを導入したのは昭和62年。昭和63年頃からバロン社『HOKUHOKU』を使っての顧客管理をスタートさせた。『HOKUHOKU』導入以前から、店主自ら顧客管理のデータベースを作成するほどパソコンによる顧客管理の必要性を感じていた。
 同店がパソコンを使った顧客管理により目指しているのは業務の効率化。パソコンの導入以前は
 客から修理依頼や不具合などのコールを受けて訪問
 故障などの状態を判断し、店に戻って必要な部品を発注
 部品を持って再度訪問し、修理
という過程を経ていた。これでは二度の訪問が必要となり、業務の効率が悪いと判断した。
 パソコン導入により、コールがあった段階で顧客情報をチェック。どの商品をいつ販売したかが即座に分かるため、ある程度の見当をつけて訪問できるようになったという。
 以前に同店に「玄関のチャイムが鳴らない」というコールが寄せられた。客は「電池切れでは」と話す。そこで、パソコンで顧客情報を検索。電池を交換した日付も入力してあったことから、交換してまだ日が浅いことが判明。故障の可能性が高いと判断した。部品を持って訪問したため、一度の訪問で修理を済ませることが出来たという。
 現在、同店のパソコンに登録されている顧客件数はおよそ1100件。うち、稼動客は300件ほど。「台帳など紙で顧客情報を保存している場合、取引のない非稼動客の情報はなくしてしまったりする。パソコンに顧客情報を入力してからは、突然の来店にも対応できる。お客さんの印象も良い」。また、顧客情報は地区ごとに整理されている。同店の商圏を23の地区に分割。それぞれの地区で、DM配布などの際に同店をスタートして最終的に動転に戻ってこられる効率的なルートを設定。そのルート通りの番号で顧客情報を管理している。DM配布なども効率よくおこなえるようにという工夫が凝らされている。

顧客の電話番号調べは意外と面倒、HOKU2なら簡単検索OK!

 また、関野店主は訪問前に必ず電話を入れる。これも、空振りで業務の効率が下がるのを防ぐため。「お客の電話番号を調べるのは意外と面倒なこと。その点『HOKUHOKU』なら簡単に検索できる。そうでないとついつい面倒になって電話を怠ってしまう」と関野店主は話す。

HOKUHOKUのメモ機能を活用して修理情報を入力

 同店では『HOKUHOKU』のメモ機能を活用している。カラーテレビなど修理の際にも、どこが故障していて、どの部品を交換したか詳細に入力。後々の対応もしやすいという。
 「お客さんは自分の使っている換気扇はどのフィルターなのかなども、当店に聞けば分かると思っている。冷蔵庫・洗濯機など大物商品は記憶に残っているが、小物商品は忘れてしまう。」と関野店主が言うように、客は販売店に頼りがち。パソコンの顧客情報ならば、小物商品の購入状況把握も容易。効果的なアフターサービスが可能になる。
 「メモ機能は便利な反面、どんどんデータが増えていく。年々データ量が増し、パソコンの動作が遅くなった」ことがもっぱらの悩み。そこで、同店では新しいパソコンを導入。実に4台目のパソコンである。今後はこれまで使用していたパソコンでインターネットなどを、新規のパソコンは『HOKUHOKU』専用とする予定だという。
 「火事になったら『HOKUHOKU』のバックアップデータだけでも持ち出す」と話す関野店主。同店にとって『HOKUHOKU』はなくてはならない武器になっているようだ。

 

MEL SHOP セキノ様
入力風景

細かいところまでメモ機能を使い入力する力の入れよう

お店紹介 MEL SHOP セキノ

店   主  関野清久店主 
住   所  愛知県名古屋市緑区大高町鷲津97−4 
従 業 員  関野店主夫婦、女性パート1名 
顧客登録数  約1100件 
稼動客数   約300件 

この記事は雑誌「電気店」2000年4月号に掲載されたものです。

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