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小さなお店こそ、効率アップにパソコンを活用

HOKUHOKU導入で2ヶ月の仕事が１日に短縮された宛名書き

篠崎代表

多岐にわたる顧客別入金形態も、電話番号検索でたちどころにＯＫ

　同店は昭和５４年創業のパパママ店。半径１０ｋｍという商圏には田園風景が広がり農家の顧客なども多い。顧客数は約１１００。そのうち稼動しているのは約半分だ。パソコン導入以前は顧客管理や伝票整理などもノートや書類で行い、紙の管理量が膨大となっていた同店。必要な情報を迅速に引き出す事は難しかったという。また書類やメモなどでは急いでいる時などの記入ミスや判読ミスなど正確さで問題が発生する場合もある。「ＨＯＫＵＨＯＫＵは以前苦しんでいたこれらの問題を効率的に解決してくれていると思う」と篠崎代表はいう。
　もっと役立つのは商品売掛金、販売日、商品情報などの顧客データを電話番号で検索できることだ。顧客からの問い合わせにも迅速・正確に対応できる。特に顕著なのがフィルターなどの消耗品。「今まではお客の勘違いなどもありせっかく取替えに行っても型が合わないこともあった」と篠崎代表。しかしＨＯＫＵＨＯＫＵのおかげで「細かく聞かなくてもどの商品なのかすぐにわかり、それもミスがない。お客に与える印象も良い」（篠崎代表）。
　この商品売掛金などがわかる顧客データは出入金管理にも効果的だ。現金一括が大部分の量販店と違い地域店の入金形態は多岐に渡る。ツケのもの、月末払いや３ヶ月後払いというものなど。「お金の出入りが激しく、方式もお客によって大きく違い性格に把握するのは難しかった」が、現在は「電話番号検索ですぐに分かる」（篠崎代表）と経理面でもしっかりサポートしてくれる。

喪中客の選別に利用する顧客ランク分け機能

また地域店にとって大きな負担となる暑中見舞い、年賀状などにもＨＯＫＵＨＯＫＵは効果を発揮する。導入以前は「宛名書きだけで最低は２ヶ月はかかってきた」と主にこれらをこなしてきたまさ江夫人。しかし導入後はＨＯＫＵＨＯＫＵの顧客データから住所を呼び出し、それをハガキにプリントアウトするだけで宛名書きは完了する。まさ江夫人は「２ヶ月の仕事が１日に短縮された。その分他の仕事の質が高まる」と喜ぶ。
　さらに「ランク分け」機能も役立つ。ＨＯＫＵＨＯＫＵでは顧客の購入状況によって６つにランク分けできる機能がついているが、同店ではこの機能を喪中客の選別に利用している。「今までは喪中ハガキを受け取っても忘れてしまうこともあった。普通客を１、喪中客を２にしておけば２のランクを選別してハガキを出さないようにする指示も簡単。またお客に失礼なことをする恐れもない」（篠崎代表）と独自のやり方で効果的な利用を行っている。
　今ではＨＯＫＵＨＯＫＵを使いこなす篠崎代表だが、15年前に他社製のソフトを使い始めるまでパソコン自体に縁がなかったという。篠崎代表は「パソコンもそれほど分からないうえ、顧客データを入力するのも大変な労力だった」と当時を振り返る。しかしパソコンに明るい顧客の助けもあり現在は１人で機能を使いこなす。「１人で何でもやろうと思っては雑多な仕事を抱える地域店には無理な話。協力できる人に頼んで少しずつ教えてもらえばよい。慣れるとトラブルにも自分で対応できるようになる。私自身も使ってみてはじめてこんなに便利だったのか、と目から鱗が落ちた。パパママ店など小さなお店にこそ効率アップに効果的。ぜひ習得すべき」と篠崎代表はパソコン導入に踏み切れない地域店にエールを贈る。
　パソコン、そしてＨＯＫＵＨＯＫＵの導入によって効率があがった同店のポリシーは「電話即対応」。篠崎代表は「ポリシーを実行するのに電話番号のみで情報が呼び出せるＨＯＫＵＨＯＫＵは欠かせない。これからも有効活用し、より一層の性格・迅速対応を実現したい」と意欲を語っている。

お店紹介　しのざきでんき

店　　　主 　篠崎　孝行 
住　　　所　 茨城県結城郡石下町崎房 
創　　　業　 昭和５４年 
従　業　員 　篠崎代表夫妻 
顧客登録数　 約１１００ 
年　　　商 　約７６００万円 

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