FAQ−0033
売掛金集計の時間がかかりすぎる
売掛金集計は残高を計算するために全ての売上データを集計するため、どうしても時間がかかります。
【環境設定−システムの設定−取引き】で「編集・追加を禁止する日付の最終日」を指定し、「残高テーブルの再構築」を実行して下さい。指定した日付の時点の売掛金残高を計算し、残高ファイルを作成することによって、売掛金集計、買掛金集計、信販未収金集計の集計スピードを上げることができます。
指定した日付が本日に近ければ近いほど集計スピードが上がりますが、文字どおり指定した日付以前のデータ売上や仕入等の取引データは変更・削除することはできなくなります。変更する必要のない日付にしましょう。また、指定した日付より以前のデータの集計には効果がでませんので、適切に指定して下さい。
単純に計算すれば、4年分のデータに2年前の最終日指定をすれば集計時間が半分になります。
指定した日付以前のデータを削除してしまうとか加工してしまうというわけではありませんので、決定にそれほど慎重になる必要はありませんが、指定を変更するたびに残高ファイル再作成が必要になります。
例) 12-06-30 と指定
H12/6/30以前のデータは参照できますが、変更できません。また、6/30以前のデータを新規入力することもできません。
「編集・追加を禁止する日付の最終日」の初期値は1000-01-01です。未指定またはこの指定にした場合、残高は必ず¥0のため残高ファイルが初期化されるだけです。